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WRC第4戦ラリートルコ デイ1:未経験の道をシトロエンの若手セバスチャン・オジエがリード

 

 WRCシリーズ第4戦ラリートルコのデイ1が4月16日(金)に行なわれ、セバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)が1位となった。

2位はダニ・ソルド(シトロエンC4WRC)、3位はミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRSWRC)。 以下4位ペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)、5位セバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)と全体的にシトロエン勢が好調だ。

 開催場所を従来のアンタルヤ地方からイスタンブールへと移し、ブランニューラリーとして開催された新生ラリートルコ。その門出を祝うセレモニアルスタートはヨーロッパ側のイスタンブール中心部で4月15日(木)に盛大に行なわれた。そして、ラリーは16日(金)の朝からアジア側のグラベルステージで競技がスタート。ターマックのスーパーSS1本を含む合計9本のSSが行なわれ、シトロエン・ジュニアチームのオジエが首位を得た。

 初めてのラリーということで経験差が生じにくく、なおかつ5番手スタートと有利な出走順を追い風に、オジエは超ハイスピードのグラベルステージ群を疾走。SS3でトップに立ち、そのままデイ1最終のSS9まで総合1位のポジションを守りぬいた。ただし総合2位ソルドとの差は5.5秒、3位ヒルボネンとの差は12.2秒と大きくはない。デイ2では先頭スターターとして路面の砂利かき役を担うオジエ。果たして競技2日目もトップを守りきることができるだろうか?

 前戦ヨルダンで8位に入り初ポイントを獲得したキミ・ライコネン(シトロエンC4WRC)は、完走重視の抑えた走りを続けて8位につけている。スーパーSSのSS9では5番手タイムをマークするなど、調子は上向きだ。



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