WRCスウェーデン:クレイグ・ブリーン「走行順もマシンも良かった」金曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCスウェーデン:クレイグ・ブリーン「走行順もマシンも良かった」金曜日コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCラリースウェーデン、金曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ヒョンデ復帰の初戦、i20Nラリー1ハイブリッドでの初ラリーに臨んだクレイグ・ブリーン。2018年に自己ベストの2位をマークしたイベントの金曜日を首位で折り返した戦況に、うれしい驚きを見せた。

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■クレイグ・ブリーン/総合首位
「今日、こんなに上々の内容になるなんて想像できなかった。もちろん自分たちは走行順に恵まれていたが、マシンも良かった。その両方のアドバンテージを活かすことに努めた。このラリーの夜を首位で迎えられるなんて、ちょっと夢のよう。マシンは文句なしに扱いやすかったし、ソフトで心地良さを感じていた。今のところは満足しているが、まだやらなくてはならないこともたくさんある。また必要としているピークには達しているとは感じていない。まだまだ伸び代がある。明日は1日が長いし、今日の流れを見ても大差をつけるのは難しい。自分は全力を尽くすだけだ」

■エサペッカ・ラッピ/総合3位

Hyundai Motorsport GmbH

「そう悪くはなかったが、もっといい走りができると感じている。午前の内容にはかなり満足できたし、思うような走りができていると思った。もっと上にいけたらもちろん良かったが、堅実な滑り出しだった。このイベントに向けてのプリペアも良かったし、自分はこのようなコンディションが好きだ。2ループ目はもっとセッティングが合っていると思っていたが、予想どおりにはならなかった。夜の間にどんな変更をするべきなのか検討する。今はフィーリングはいいので、あまり思い切ったことはしたくない。何か問題が起こる危険性があるからね。自分たちのペースをより改善させようとしているので、小さな部分を煮詰めて完璧を目指す」

■ティエリー・ヌービル/総合6位

Hyundai Motorsport GmbH

「すごくチャレンジングな1日だった。走行順が早かったのであまり有利ではないことは分かっていたが、それでも希望を持っていた。このようなコンディションにもかかわらず、午前と午後の2回、バンパーを失うという信じられないようなアンラッキーがあり、それがハンディになってしまった。今日は、カッレ(ロバンペラ)に5秒遅れでスタートして、5.7秒差で終わった。状況を好転させられれば良かったが、エアロを失ってしまったのでできなかった。ダメージを最低限に抑えなくてはならなかった。明日は走行順は良くなるが、それでも上位陣が後ろから走行するので、これも試練。なんとかしてベストの走りをしたいと思う」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■オィット・タナック/総合2位

M-SPORT

「ポジティブな1日だった。こんな状況になるとはラリー前には予想できなかった。このマシンでこのラリーに出るのは初めてなので、まずは自分がどの位置につけられるかを見ていたが、ここからはチームがどれだけフィーリングを改善させてくれるか。明日は走行順も良くなるので、もちろん違った展開になるだろう。前のクレイグや後ろのエサペッカとはそれほど離れていないし、ここのステージは差をつけるのが難しいから簡単にはいかないと思うが、明日の様子を見てみる」

■ピエール・ルイ・ルーベ/総合7位

M-SPORT

「最終ステージの最初のブレーキングポイントで、ジャンクションを見逃してしまった。残念ながらそんな感じ。その後は、そう悪くなかった。自分の進捗には満足していいと思う。午後は、自分のミスでハイブリッドのトラブルを抱えてしまったが、ペースには誇りを持てると思う。明日を楽しみにしているよ!」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■エルフィン・エバンス/総合4位

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前は、バランスに苦戦して十分な自信を持てなかったから、自分たち的には強い走りではなかった。午後は良くなった。日中サービスでセッティングに変更を行い、フィーリングが少しよくなったようだ。だから、午後の内容には全体としてはハッピーだが、まだ自分が思うような感じにはなっていない。今後も全力で挑戦していく。ステージはテクニカルでミスをしやすいので、どんなことも起こり得る。とにかく戦い続けて、明日は順位を上げていきたい」

■カッレ・ロバンペラ/総合5位

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前中のコンディションは驚くほど良かった。最初のステージは、予想どおり雪がすごくソフトでルーズだったので、かなりタイムをロスした。でも、その後はコンディションが良くなりいいタイムを出せたので、午前中のタイムロスはそれほど大きくならなかった。午後は大変なチャレンジだった。ループの最初のステージはものすごく轍が深くてルーズな雪がたくさんあり、これまで走ってきたスノーで一番難しかった。ここでかなりタイムをロスし、とにかくクリーンな走りで道の上に残ることを心がけた。でも、プッシュできるようなコンディションではライバルに比べてかなり速かったので、明日の走行順ならもっといい走りができる自信はかなり感じている」

■勝田貴元/SS6でデイリタイア

Toyota Gazoo Racing WRT

「午前中はマシンのフィーリングがすごく良く、とても楽に走れていました。それほどプッシュしていませんでしたが手応えを感じていましたし、タイムも出ていたのでとてもハッピーでした。午後は、無茶なプッシュはせずにいい速さを保とうとしましたが、ルーズな雪が多く轍が深かったため、非常に難しいコンディションでした。SS5のフィニッシュ近くの高速コーナーで、轍のために十分スピードを落とすことができず、クルマの向きもしっかり変えることができなかったためラインが膨らんでしまい、速度が高すぎていたので雪壁に当たってしまいました。これは自分のミスですし、チームに本当に申し訳ないと思っています。午前中はすごくいいスタートを切っていただけに、とても残念です。明日、再出走していいフィーリングを取り戻したいと思っています」



RALLY CARS