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WRC第2戦ラリースウェーデン（スノー＆グラベル）、WRC2はオリバー・ソルベルグ（シュコダ・ファビアRSラリー2）が優勝を飾った。
21歳の若手ソルベルグは、開幕戦のラリーモンテカルロでは選手権外での参戦となり、WRC2にノミネートしての参戦は母国ラリーとなるこのスウェーデンからとなる。2番手のオーレ・クリスチャン・ベイビー（フォルクスワーゲン・ポロGTI R5）に51.6秒と大きなマージンを築いて、最終日を迎えたソルベルグ。この日に残る63.04kmは、手堅いアプローチでギャップをコントロールすることも可能だった。しかし、ボーナスポイントがかかるパワーステージでは全開走行を披露し、2022年チャンピオンのエミル・リンドホルム（ファビアRSラリー2）に0.5秒差をつけてのトップタイムをマーク。ソルベルグは最終的に、設定された全18SS中、8本でステージウインを奪取し、42.3秒の大差を残しての圧勝を飾った。
「最高の気分！」とソルベルグは大いに喜びを表した。
「久しぶりの勝利だし、やっとすべてのことが正しく動いたので、本当にハッピー。エリオット（エドモンソン、コ・ドライバー）も素晴らしい仕事をしてくれたし、ミスもなく本当に安定していて最高の週末だった」
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シュコダ・モータースポーツが今季から投入したファビアRSラリー2は、開幕戦モンテカルロでニコライ・グリアジンがトップフィニッシュを飾ったが、その後、ルート逸脱違反を指摘されタイムペナルティを受けたことで2位に降格。今回のソルベルグの勝利が新型マシンにとって初のWRC優勝となった。
2位はベイビー。3位には、2021年のジュニアWRCチャンピオン、サミ・パヤリ（ファビアRSラリー2）がWRC2では初のポディウムに上がった。
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4位は、パヤリから1分以上遅れてゲオルグ・リンナマエ（ヒョンデi20Nラリー2）。テーム・スニネン（i20Nラリー2）は金曜日にエンジントラブルに見舞われ、6位に終わった。
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一方、ソルベルグ同様、このスウェーデンからWRC2のタイトル争いを始めたリンドホルムはSS2まで首位に立ったが、次のSS3で雪壁にスタック。マシンに詰まった雪をかき出すために2分近くを費やし、7位でのフィニッシュとなった。
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WRCスウェーデン WRC2部門最終結果
1 O.ソルベルグ（シュコダ・ファビアRSラリー2） 2:33:42.6
2 O-C.ベイビー（フォルクスワーゲン・ポロGTI R5） +42.3
3 S.パヤリ（シュコダ・ファビアRSラリー2） +1:15.1
4 G.リンナマエ（ヒョンデi20Nラリー2） +2:21.1
5 M.ブラシア（シュコダ・ファビアRSラリー2） +2:41.5
6 T.スニネン（シュコダ・ファビアRSラリー2） +2:48.0
7 E.リンドホルム（シュコダ・ファビアRSラリー2） +3:01.5
8 L.ヨーナ（シュコダ・ファビア・ラリー2Evo） +3:10.6
