ラリーアメリカ選手権の第3戦オリンパスラリーが、ワシントン州の絶景ポイントであるオリンピック半島で4月24〜25日に行なわれる。
このオリンパスは美しい山脈、熱帯雨林そして素晴らしいオーシャンビューを観戦とともに楽しむことができる。しかしジャンプが多く、すべりやすいグラベルを恐ろしいほどのスピードで駆け抜けなければならない、トップチームにも厳しいコースである。
今年度は、勝利も十分に狙える2チームがオリンパスラリーに参戦を表明している。このチームのドライバーは、カナダのラリーチャンピオンでカナダ・スバルチームドライバーのパトリック・リチャードと、スバルラリーチームUSAの元ドライバー、ラマナ・ラージマンだ。
リチャードはオープンクラスに出場予定。このクラスで4連覇しているトラビス・パストラーナや、フォード・フィエスタを駆るケン・ブロック(写真)をも脅かす存在となりそうだ。
一方のラージマンも、スーパープロダクションクラスのトップ、トラビス・ハンソンに迫る勢いがある。
その他の変更点は、本拠地がこのラリーの生誕の地から離れ、オーシャンショアのコンベンションセンターへ移動となる。しかし太平洋沿岸からほど近い、見どころの多いコースはそのまま残される予定だという。