アンドレアス・ミケルセンが、昨年11月以来のラリー参戦となる中東ラリー選手権(MERC)第2戦カタールインターナショナルラリー(グラベル)に挑んでいる。
フォルクスワーゲン、ヒョンデでワークスドライバーを歴任し、2021年はWRC2タイトルを獲得したミケルセンだが、今季はWRC参戦プログラムを表明していない。このMERCカタールラウンドでは、スポーツレーシングテクノロジーが走らせるシュコダ・ファビア・ラリー2 Evoをドライブ。チームはこのほかに、マッズ・オストベルグ、2022年のWRC2チャンピオン、エミル・リンドホルムもエントリーさせている。
このイベントは、首都ドーハの北部にあるルサイル・カートセンターを拠点とした13SS、209.69kmが設定されている。2月16日にカートコースに設定されたスーパーSSで開幕し、このステージでミケルセンはトップタイムをマークしている。
エントリーリストの筆頭は、カタールのレジェンド、ナッサー・アル‐アティヤ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)だが、このSS1ではミケルセンに6.1秒遅れ、シュコダ勢の3人に続いての4番手タイムでの滑り出しとなっている。
(Graham Lister)