© Naoki Kobayashi
全日本ラリー選手権第2戦新城ラリー（愛知県、ターマック）は3月3〜5日の開催に向けてエントリーリストを発行した。
JN-1クラスには2022年のJN-1チャンピオン、ヘイキ・コバライネンが登場。開幕戦の嬬恋はフィンランドラリー選手権参戦のために見送ったが、Rally Team AICELLOの牧野太宣監督は、この第2戦からコバライネンがフル参戦することを明言している。マシンは引き続きシュコダ・ファビアR5を駆る。福永修は、この新城にファビア・ラリー2 Evoを投入。得意のターマックで戦闘力がアップしたマシンを使いこなす手腕に期待がかかる。なお、勝田範彦はGRヤリス・ラリー2でのエントリーだが、今回はオープンクラスとして賞典外での参戦。
開幕戦ラリーオブ嬬恋を制した鎌田卓麻は、同じくSUBARU RALLY CHALLENGEから参戦。新井敏弘とともに引き続きスバルWRX STIで新城ラリーに挑む。トヨタ勢では、眞貝知志がダイレクトオートマチック（DAT）搭載のトヨタGRヤリスで参戦するほか、ラックチームから松岡孝典がトヨタGRカローラを走らせる。そのほかJN-1クラスでは小濱勇希がGRヤリス、金岡義樹がファビアR5で参戦するほか、2020年全日本チャンピオンの新井大輝がプジョー208ラリー4でエントリーしている。
JN-2クラスの注目は、GRヤリスの奴田原文雄、スバルWRX STIの三枝聖弥、今回からGRヤリスで参戦する山田啓介。同じくGRヤリスを走らせるKAYABA RALLY Teamはドライバーに横尾芳則を起用しており、久しぶりの全日本参戦での活躍に期待がかかる。
新城ラリーの観戦は、会場への入場や観戦は無料だが、クルマで来場する場合は専用の特設駐車場からシャトルバスが運行されている。事前に駐車チケットを購入しておく駐車場がほとんどなので、万全に準備しておきたい。そのほか、拠点となる県営新城総合公園ではデモラン、トークショーなどのイベントも企画されている。詳細や最新情報は公式サイトで確認を。
