ラリージャパン2023実行員会事務局は、今季WRC最終戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」の開催概要を発表した。
会期は11月16〜19日で、開催場所は愛知県の岡崎市、豊田市、新城市、設楽町、岐阜県の中津川市、恵那市。サービスパークは前回に引き続き愛知県豊田市にある豊田スタジアムに設置される。
今回は興行主体として、ラリージャパン2023実行委員会を豊田市、恵那市、トヨタ・モータースポーツ・クラブ、特定非営利活動法人M.O.S.C.O.、豊田まちづくり株式会社で構成。「ENJOY! RALLY JAPAN」を合言葉に、ラリーファン、参戦チーム、開催地ともにラリーの魅力を存分に楽しめる、環境にやさしい大会づくりを目指すという。
注目は競技ステージ。「ラリーの迫力や紅葉で美しい日本の四季の魅力を体感できる山間地でのコースを設置するほか、より多くのファンの皆さんにラリー競技を観戦していただけるよう、豊田スタジアム競技場内および岡崎市中央総合公園でのコースの設置を検討しています」と発表リリースでは明記されており、豊田スタジアム内を走行するステージの設置が計画されていることを伝えている。岡崎中央総合公園は2019年のセントラルラリーでSSとして使用されており、多くの観客が土手や歩道橋の上から選手たちの走りを楽しんだ(写真)。
また、大会キービジュアルとして、日本の里山をイメージした背景にWRCマニュファクチャラーズ選手権にノミネートしているトヨタ、ヒョンデ、Mスポーツ・フォードのラリーマシンをそれぞれデザインした3種類のビジュアルも公開した。