WRC第3戦ラリーメキシコの現場で、先日GRヤリス・ラリー2をテストしたカッレ・ロバンペラに感触を聞いた。
──GRヤリス・ラリー2をテストしたそうですが、どのような感触でしたか?
いい経験だったと思うし、あのクルマはとてもポテンシャルが高いと感じている。もちろん、マシンの開発作業はまだ続けていかなくてはならないけれど、それは初期段階では当たり前のことだからね。
──どの分野で最も改善が必要だと思いましたか。
それについて詳しく話すことはできないけれど、とてもポジティブな経験だったよ。
──テストはどこで行われたのでしょう。
南仏ギャップの近く、路面はターマックだった。
──ラリー1と比べると、周りの景色を十分に見ることができたのではないですか?
確かにね! もちろんラリー1に比べたらずいぶんとゆっくりに感じるけど、セクションによっては機敏な場合もあるよ。
──これまでに乗ったシュコダ・ファビアなどのR5/ラリー2と比べていかがでしたか。
乗ったと言っても、もうかなり前の話だからね……でも当時に比べると、今回のラリー2の方が優れている印象だったかな。でも以前の「R5」的な感覚もあって、懐かしい感じもしたよ。
──スターレットの方がいいですか?
スターレットは最高だよ(笑)! いつでも全開で行けるしね。あのクルマはとにかく最高なんだ。
(Keiko Ito)