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WRCラリージャパン、岡崎中央総合公園でのスペシャルステージ最新情報

©Takuto Nishio

今年11月に開催されるWRCラリージャパンでは、豊田スタジアム内でのスペシャルステージ設定が話題を呼んでいるが、土曜日に開催される岡崎でのSSも新機軸の投入を検討しているようだ。場所はすでに発表されているとおり、昨年設定された岡崎市乙川河川敷ではなく、2019年のセントラルラリー愛知・岐阜でも使用された岡崎中央総合公園となる。岡崎中央総合公園は野球場、テニスコート、体育館など様々な運動施設が集まった広大な敷地を持っている(写真は2019年大会)。

今年の大きな変更ポイントとしては、SS距離の延長が挙げられる。2019年大会時は1.5kmでの設定だったが、2車線の外周道路などもステージに組み込むことで、距離をさらに1kmほど延長し、約2.5km程度のステージとすることを検討しているという。これが実現すれば、これまでジムカーナ的要素が強かったセクションに、ハイスピードセクションが加わることとなる。それに合わせて観戦エリアも拡大されるはずだ。

Takuto Nishio


もうひとつのポイントは観客対応の増強だ。2019年には無料での観戦だったことや『おかざきクルまつり』との併催もあり、想定以上の観客が中央総合公園を訪れた(発表によれば約3万人)ことで、一部の飲食店舗ではすぐに売り切れになってしまう事態に。この際の反省を活かして、観戦エリアの各所に飲食・物販ブースを増設する予定でいるという。また、観客の輸送については、主要駅からのシャトルバスと、周辺の公共施設等を利用したパークアンドライドを検討中とのこと。気になるチケット販売については、情報が入り次第追ってお伝えする。

なお、SSは土曜日の日中に2本連続での実施になる公算が強く、前後の空き時間を活用したデモランなどのイベント実施にも期待がかかる。NHK大河ドラマ『どうする家康』でも注目が集まる岡崎市。岡崎公園の大河ドラマ館(24年1月8日までの期間限定)見学など、SS観戦と組み合わせての観光も楽しそうだ。



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