6月11−14日に開催されるWRC第6戦ラリーサルディニア。地中海に浮かぶサルディニアのラフグラベルが舞台となるが、今季のルート設定では土曜日のデイ2には、計200kmを超えるステージが設定される。
近年のWRCでは、2012年にラリーニュージーランドとラリーアルゼンチンが、一日に200kmを超えるステージを設定しており、これに並ぶ最長クラスの「長い一日」となる。
このため、競技時間も長くなり、この日はスタート1番手は6時にパルクフェルメをスタートした後、5本のステージを2回ループ。リエゾンやサービスも含め、17時間の長丁場となる。
今年のサルディニアはWRC戦として12回目の開催となるが、主催者は様々な変更を予定。2014年とまったく同じコースとなるのは3割以下にとどまるという。
金曜日のデイ1は昨年とはまったく異なり、島西岸のオリスタノ周辺にステージを設定。一部のステージは2011年に使用したほか、過去にテストで使われたことがあるという。
最長となるデイ2は、おなじみの東岸アルガエロ。モンテ・レルノの名物、ミッキージャンプもこの日に登場する。
最終日はアルガエロの北部を走行。新ステージモンテ・バランタが設定される。総ステージ走行距離は24SS・400.20kmの予定。