オーストラリアのスーパーカーシリーズで3回タイトルを獲得し、昨年は母国ニュージーランドで開催されたWRCラウンドでWRC2部門3位に入ったシェーン・バン‐ギスベルゲンが、今季のニュージーランドラリー選手権4戦に参戦することを発表した。ディラン・ターナーが所有するアウディS1 AP4をドライブする。
バン‐ギスベルゲンが駆るマシンは、アウディS1をベースにアウディ・ニュージーランドのサポートを受けてAP4仕様に製作されたもので、2017年のラリーオブワンガレイでターナーが実戦デビューを迎えている。
「ディランには本当に感謝している。彼は、今季は参戦ペースを落とす予定にしているので、マシンをシェアさせてもらえることになった。本当にエキサイティングだよ」とバン‐ギスベルゲン。
「彼やチョイス・パフォーマンス・ラリーアートとまた一緒に仕事ができるのは最高。マシンもすごくクールな感じだし、楽しみにしている」
今週末に開催される開幕戦ラリーオタゴにはターナーが参戦。バン‐ギスベルゲンの初戦は、5月に開催される第2戦ラリーオブワンガレイとなる。その後、6月の第3戦サウスカンタベリーはターナーが参戦し、残り3戦はすべてバン‐ギスベルゲンがエントリーする予定だ。バン‐ギスベルゲンはスーパーカーレース参戦も継続していき、今週末はメルボルンで開幕戦に臨む。
「今週のオタゴでディランがどんな走りをするのか、楽しみ。自分はオーストラリアのメルボルンで、できる限りタイムを追っていくよ」