3月31日〜4月1日にポルトガルのアゾレス諸島サンミゲル島で開催されるアゾレスラリー(グラベル)に、シュコダ・ファビアRSラリー2で参戦するセバスチャン・ローブが、3月29日のラリー前テストに参加した。
ラリー主催者はこの日、2カ所にテストコースを設置。ラリーに参加する多くのクルーが、スタートに向けて最終調整を行った。当初、テストは28日に予定されていたが、週の始めに波浪予報が出たために、島外からの海運の遅れが見込まれたため、レッキの3日目が予定されていた29日と日程を入れ替えている。
ファビアRSラリー2での初めてのラリー参戦に臨むローブは「毎年、ラリーレポートで見る美しい写真でしか知ることのなかった島を訪れるというのは、本当にワクワクする。ラリーがどうなるかは、まったく予想がつかないね! 一番の目的は、楽しむこと。この島やこのラリーの経験を、奥さんと一緒に共有したい。プレッシャーはなしでね」
長年、ERCの一戦として開催されてきたアゾレスラリーだが、今年はカレンダーから外れており、ツアーヨーロッパラリーシリーズ(TER)の第3戦として開催される。イベント主催者は、ERC復帰に向けてトップドライバーを招聘。ローブのほかに、アンドレアス・ミケルセン、オーレ・クリスチャン・ベイビーも参戦する。