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WRC2参戦のガス・グリーンスミス「勝ちまくってタイトルを狙う」

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

今季はWRC2に参戦しているガス・グリーンスミスが、タイトル獲得するために各戦で優勝を狙っていくプランであることを明らかにした。

英国出身のグリーンスミスは、2022年の終わりにラリー1マシンのシートを失って以来、初めてのWRC参戦となった今季第3戦ラリーメキシコをWRC2部門優勝で飾り、タイトル争いで上々の滑り出しを見せた。

「目標は、できる限り多くのイベントで勝つこと」と意欲を見せるグリーンスミスは、現在26歳。
「今年を通しての長い旅は視野に入れていない。一戦一戦のことしか考えない。そうすることで集中力が高まり、一年が終わった時に世界チャンピオンになるチャンスも広がると感じている」

昨年までのMスポーツ・フォードのフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1から、今季はトクスポーツWRTが走らせるシュコダ・ファビアRSラリー2をドライブするグリーンスミスはさらに「僕らみんなにとって完璧なスタートになったし、あの週末で一番良かったのは、速く攻めたいと思った時にはみんなを引き離せたこと。ギャップを築いた後は、それをマネージメントするだけだった。そして、マシン自体も本当に強いパッケージだと感じた。後続との差を開き続けるためにも、必死にプッシュする必要はなかった。自分のキャリアでは経験したことがないようなこと。純粋にマシンとドライビングの組み合わせがいいことに尽きる」

グリーンスミスはWRCの次戦クロアチアラリーに向けた準備として、3月31日〜4月2日に開催されたクロアチアラリー選手権ラリーカルロバックに参戦。チームメイトのニコライ・グリアジンに続く2位でフィニッシュした。このカルロバックではクリス・パターソンがコ・ドライバーを務めたが、WRCクロアチアでは正コ・ドライバーのヨナス・アンダーソンと組む。
(Graham Lister)

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