4月14日にスタートした全日本ラリー選手権第3戦ツール・ド・九州2023 in 唐津に、SUBARU RALLY CHALLENGEは新井敏弘、鎌田卓麻のJP4仕様スバルWRX STIに、シーケンシャル式のトランスミッションを投入した。
レッキを終えた鎌田は「シーケンシャルを装着して、200kmほどテストをしました。シフトミスがなくなるだけでも、そのケアが必要なくなる分、ドライバーとしてはすごく楽になる。1戦トータルで、10〜15秒くらいのメリットにつながるのでは」とその効果を予測。新井もシフトに要する時間について「コンマ0.2秒くらいは速くなるのでは」と印象を語っている。
現在、ドライバーズ選手権では首位に立つ鎌田。タイトル争いについては「シリーズ全体を考えると、ポディウム圏内に入っていることが重要になる」と展望を語っている。