5月19〜21日に福島県エビスサーキット西コースで開催されたフォーミュラドリフトジャパン(FDJ)第2戦に、横浜ゴムのサポートでKR69 CUSCO RacingからレッドブルGRカローラで参戦したカッレ・ロバンペラが優勝を飾った。2022年のWRCチャンピオンのロバンペラは、前週に開催されたWRC第5戦ラリーポルトガル(グラベル)で今季初優勝を飾った勢いのまま、FDJでも最高レベルのパフォーマンスを披露。19日の単走、20日の追走トーナメントのいずれも制した。
(以下、発表リリース)
横浜ゴムがサポートしたカッレ・ロバンペラ選手が「FORMULA DRIFT JAPAN」の第2戦で優勝
横浜ゴム(株)がグローバルフラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」のタイヤおよびホイールを供給した2022年WRC王者カッレ・ロバンペラ選手が、5月20日~21日にエビスサーキット西コース(福島県)で開催されたドリフト競技大会「FORMULA DRIFT® JAPAN(以下、FDJ)」の第2戦で優勝しました。同大会の第1戦では「ADVAN」装着車を駆る箕輪大也選手が13歳の若さで優勝しており、FDJ初参戦にして優勝を果たしたロバンペラ選手と合わせ、当社として2戦連続の勝利獲得となりました。
今回供給したのはドライグリップ、コントロール性、耐摩耗性能を高次元でバランスした最強※のストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09(アドバン・ネオバ・エーディー・ゼロキュウ)」とスポーツ系アルミホイール「ADVAN Racing RS-DF Progressive(アドバン・レーシング・アールエスディーエフ・プログレッシブ)」。「KR69 CUSCO Racing」から「Red Bull GR COROLLA」で参戦したロバンペラ選手は、単独走行の採点によって競われる予選で97点の高得点をマークし1位通過。決勝トーナメントでもアグレッシブながらスムーズな走りと緻密なコントロールを見せ、順調に勝ち上がって優勝を果たしました。当社は若き天才ドライバーとして世界中から注目を集める同選手の優勝を足元から支え、「ADVAN」のハイパフォーマンス性を強烈に印象付けました。 ※当社商品中
ロバンペラ選手はフィンランド人のラリードライバー。2020年からフル参戦を開始したWRCでは2021年にシーズン2勝でドライバー選手権4位にランクインすると、翌2022年には史上最年少記録となる22歳でドライバーズチャンピオンを獲得。今期のWRCでも5月11日~14日にポルトガルで開催された第5戦で優勝しています。8歳までにドリフト走行をマスターするなどドリフト競技への造詣も深く、ドリフトマスターズ・ヨーロッパ選手権にもスポット参戦しています。
「FDJ」は米国の「FORMULA DRIFT®」のインターナショナルシリーズ。日本発祥のモータースポーツであるドリフト走行により競われ人気を博している「FORMULA DRIFT®」を逆輸入するかたちで、2014年から開催されています。
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力である「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げています。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。