先週、シトロエン・レーシングはスペイン南部、マラガ近郊でDS3 WRCのテストを行なった。
テストは冷たい雨のなかで行なわれ、担当したのはセバスチャン・ローブ、ダニ・ソルド、クリス・ミークの3人。まず15日の月曜日にミークが乗り、火曜日と木曜日にはローブとソルドもドライブしている。
シトロエンは3月に開幕するジュネーブモーターショーで『DS3レーシング(写真)』を発表することとなっており、年内に1000台限定で販売する予定だという。
レーシングという名が表すとおり、このクルマには200馬力(ノーマルモデルから30%の出力向上)を発揮する1.6リッターターボエンジンが搭載されている。
さらに、開発を担当したのはシトロエン・レーシングということで、このDS3レーシングは来シーズンのWRC主戦機としてのイメージをより強くユーザーに訴求する役割を果たすものと思われる。