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WRCサファリ:Mスポーツ・フォード、ケニア航空と2年連続でパートナー契約のグラベルラリーに臨む

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今週開催されるWRC第7戦サファリ・ラリーケニアに、Mスポーツ・フォードは昨年に引き続きケニア航空をパートナーに迎えて参戦に臨む。ケニア航空は、イベントでチームのロジスティック全般をサポート。チームスタッフのフライトだけでなく、フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1の運搬にも重要な役目を果たす。

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シーズンの折り返しとなるこのサファリに、Mスポーツ・フォードはオィット・タナックとピエール-ルイ・ルーベをエントリー。タナックはドライバーズ選手権で3番手につけており、タイトル争いのうえでもチャージをかけたいところだ。

2年前にWRCカレンダーに復帰したこの伝統のグラベルラリーにタナックが挑むのは、今回が3度目。プーマ・ハイブリッド・ラリー1での参戦は初めてとなるが、ここまでのグラベル連戦でこの路面のセットアップにポジティブな進捗が見られたことから、好リザルトへの期待を高めている。
「ケニアでのラリーで、周辺をもっと楽しむ時間があればいいのにと思っているが、もちろんヨーロッパでの生活と比べると野生動物はとても特別。ケニアではマシンを無傷でキープするという点で、チャレンジは大きくなるね!」とこのイベントの独特さを語る。
「フェシュフェシュ(パウダー状の砂)の区間ではスタックしやすいし、道がどう続くのか理解が難しい。このイベントではあまりいい成績を収められていないので、自分自身でも追求しているところ。このタフなコンディションでメカニカル面でトラブルを起こしてはならない。そのうえで、ベストのパフォーマンスを出すのは自分たち次第だ!」

一方、ルーベは今回が初めてのサファリ参戦。今季、ここまでのグラベルラリーでは好パフォーマンスを披露しており、新しいチャレンジでもその勢いを披露したいところだ。
「ケニアで走れることはとても幸運だと感じている。本当に魔法のようなイベントだ」とルーベ。
「ここでドライブできることが本当にうれしいし、このクレイジーな冒険を大いに楽しみたいね! いい走りがしたいと思っている。マシンはトリッキーなコンディションでも速さを見せているので、いいパフォーマンスを披露できるといいなと思っているよ」

なお今回のサファリでは、ジョルダン・セルデリディスがメキシコ以来の参戦となる。今回は、新しいコ・ドライバーとして、アンディ・マルフォイを迎える。セルデリディスは、昨年のサファリでは自己ベストとなる総合7位でのフィニッシュを果たしている。



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