2010年WRCのシリーズ開幕戦、ラリースウェーデンの初日が2月11日(木)に行なわれた。競馬場でのイントロダクション的なSS1、スーパーSSではシトロエンのセカンドドライバーであるダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)がベストタイムをマーク。まずはラリーリーダーとなった。
2番手はセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)、3番手にはミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRSWRC)がつけている。
去年に続き今年もラリーモンテカルロがIRCの開幕戦となったことで、WRCオープニングラウンドの大役はスウェーデンが担うことになった。
スウェーデンでWRCが開催されるのは2008年以来で、ホストタウンは従来と変わらずカールスタッド。サービスパークは、80kmほど北上したハグフォースの飛行場に置かれ、その周辺にSSが広がる。
2010年のWRCに出場する主要メンバーは去年とそれほど大きくは変わらないが、新たに元F1チャンピオンのキミ・ライコネンがシトロエン・ジュニアチームに加入したことが大きな話題に。
また、スウェーデンに関しては2007年いっぱいで現役を引退したマーカス・グロンホルム(フォード・フォーカスRSWRC)がストバート・フォードよりスポット復帰。
カールスタッドで行なわれたオープニングのスーパーSSでは抑え気味の走りで6番手タイムをマークした。なお、注目のライコネンは8番手タイムとなっている。