今年5月、WRCのカレンダーにニュージーランドが戻ってくる。WRCのような世界的イベントの開催には、宿泊施設や表彰式典の会場といった場所が必要になるが、それらの要素に加え娯楽施設も併せ持つ、スカイシティ・オークランドがラリーニュージーランドの拠点となる申し出をしている。
「ニュージランドの一大都市、オークランドにはラリーが帰ってくることは非常にエキサイティングなことだ。スカイシティは知名度が高く、アクセスも便利。多くの人々にWRCを楽しんでいただきたいと思っているが、このスカイシティが力を貸してくれるのであれば安心だ」とラリーニュージランドのチェアマンであるクリス・カーは話す。
「PWRCには地元ドライバーヘイデン・パッドンが参戦し、他にもニュージーランド人ドライバーが出場する予定だ。新しいSWRCもあり、WRCドライバーからの提供をうけたオークションも開催予定だ。ファンは本当に素晴らしい時を過ごせるだろう」
このオークションは5月6〜9日のラリー期間中に開催され、6度のチャンピオンに輝いたセバスチャン・ローブとその最大のライバル、ミッコ・ヒルボネンらから提供を受ける。地元で人気のペター・ソルベルグもシトロエンから出場が予定されており、オークションにも協力する。さらに5月2日(日)にはスカイシティを囲むフェデラル・ストリートでドライバーによるデモ走行が行なわれ、その後2時〜4時にはサイン会が開かれる。
ラリー開催本部、プレスルーム、パルクフェルメ、チーム宿泊地、ルート案内等のインフォメーション、そして18ものレストラン&バーといった十分すぎるほどの設備をスカイシティが提供する。
「スカイシティのようなサービスのプロフェッショナルがついているため、ラリー・ニュージーランドの成功は間違いないだろう。モータースポーツファンの皆様、WRCのご観戦はぜひニュージーランドでどうぞ!」
なお、クイーンズ・ワーフで行なわれる、公式の閉会式は参加無料となっている。