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将来の「ワールドエンジン」についてFIAがミーティング

 

 近い将来WRCに導入予定とされる、いわゆる「ワールドエンジン」についてのミーティングがFIAで行なわれた。

 この1.6ℓターボエンジンはS2000といった新型車にも適応可能で、来シーズンよりWRCに導入される予定だ。このワールドエンジンを導入するかどうかは、棄権を表明している日本マニュファクチャラーを除き、投票で決められることとなっている。

 2011年以降、S2000マシンは2ℓの自然吸気エンジン使用が義務付けられるが、1.6ℓに限りターボエンジンの使用も認められる。
ただしS2000マシンについては2010年以降、より競争力の高いマシンを目指してどのように成熟させていくのか、その方法については依然不明確なままである。
 そのためFIAは、さらに他のワークスチームと協議を重ね、S2000とは異なるマシン製作の可能性を探っており、すでに前後スポイラーなどに変更を加えたシトロエンDS3でテストを行なっている。

 写真はモンテカルロでのフィエスタS2000のエンジンルーム。



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