2月11日からスウェーデンで始まる2010年のWRC開幕を控え、パリのコンコルド広場には今季参戦ドライバーと数台のクルマが集まり撮影会が開催された。この後ドライバーたちは、FIA会長ジャン・トッド主催の公式プレゼンテーションに列席するため、オートモービル・クラブ・ド・フランス本社近くへと移動した。
昨シーズンのセバスチャン・ローブとミッコ・ヒルボネンの最終戦までもつれたタイトル争いを、世界中で6100万人以上の人々がテレビで観戦し、平均視聴率も12%伸びた、というノースワンスポーツの発表からも分かるように、WRCへの期待は高まっている。さらに今季は元F1王者、キミ・ライコネンそしてアメリカンヒーロー、ケン・ブロックがWRCへ参戦する。このためWRCの放映権を持つノースワンスポーツは、今季はさらなる視聴率向上とWRC人気への貢献が期待できると予想している。
同社チーフ・エグゼクティブ、サイモン・ロングもWRC放映への意気込みを語っている。
「今年のWRCは注目すべき話題も多く、我々の放映を世界中で楽しんでいただけると思います。みなさん、シートベルトをしっかり締めて、我々がご提供するドライブをお楽しみください!」