コディ・クロッカーが所属していたモーターイメージ・レーシングチームが、2009年シーズンを最後に、3年間にわたり続けてきたAPRC活動にピリオドを打つことを発表した。
2007年の参戦以来、モーターイメージはコディ・クロッカー/ベン・アトキンソン、エマ・ギルモア/クレア・モーレの2台体制でAPRCに臨み、スバル・インプレッサWRX STIで大きな成功を収めてきた。
特に2009年シーズンは、出場した6戦すべてで2台ともが表彰台にのぼるという快挙を達成。路面やコンディションを問わない速さで勝利を収めた。2009年のタイトルを獲得したことで、コディ・クロッカーは4度のAPRCチャンピオンという記録を打ち立てた。
この3年間でモーターイメージは3度のマニュファクチャラーズタイトル、3度のドライバーズタイトル、3度のコ・ドライバーズタイトルを獲得したことになる。
モーターイメージ・レーシングのチーム代表にして、モーターイメージ・グループの最高責任者でもあるグレン・タンは言う。
「この3年間に我々のチームが見せた強さは、我々の能力の高さとハードワークの賜物だ。そしてこれらの勝利をスバル・ラリー活動の1ページとして捧げたいと思う。我々はよくやった。チームがこれまでに打ち立てたもの──我々の名がAPRCの歴史に刻まれたことを誇りに思う」
モーターイメージ・レーシングチームの今後の活動については、サーキットレース転向というウワサもあるが、現時点では明らかにされていない。ドライバーの去就についてもはっきりとしたプランは示されていない。