ペター・ソルベルグは現在、2010年シーズンを戦うC4 WRC(2009年スペック)でスウェーデンのローカルラリーに出場している。
このラリー参戦に先立ってソルベルグはテストを行ない、マシンの第一印象をこう語っている。
「今回が新しいマシンでの初めてのテストになるんだ。まだ15kmしか走ってないけど、去年乗っていたクルマとは別モノだよ! 車両のバランスは改善されているし、メカニカルグリップも向上している。スウェディッシュが楽しみだよ。
昨年に引き続きエンジニアのクサビエ・ド・メゾンがマシンの面倒を見てくれているし、出だしから調子がよくてうれしいよ。もちろんまだ詰めなきゃいけない部分もあるし、ここですべてが決まるわけでもない。でも、おおむね良好だといえるね」
ソルベルグはこのテストのあと、フィンスコグスバルセンラリーに出場。スウェディッシュラリーとルートの性格がよく似たこのラリーで肩慣らしをし、開幕戦に備えることとなる。
「フィンスコグスバルセンラリーは5SS、86km。テストの延長として捉えている。僕がもっている農場のすぐ外からスタートするんだ。マシンは昨晩到着したばかりだったから、準備に追われて忙しかったよ」
一方、兄のヘニングも新コ・ドライバーのイルカ・ミノアとともに、この土曜日にノルウェー選手権に出場(マシンは2005年スペックのフォーカスRS WRC)。新コンビの歯車はうまいこと噛みあうか?