長野県の有名観光スポットでもあり、ラリーも多く開催されることでも知られている蓼科の女神湖周辺は、ウインターシーズンは積雪量が多いことでも有名だ。その女神湖周辺地元の協力により、占有許可を取得して練習走行が可能な林道が解放されることになった。
もちろん路面はスノー。今季は積雪量も多く、あえて一般道のように路面が出るギリギリまで除雪しないように配慮され、コンディションも悪くないという。コースはおよそ2.2kmの1.5車線で、勾配もほどんどないフラットコース。前半テクニカル、後半ハイスピードでさまざまなスノーコーナリングを堪能できる。
林道ということで施設は何もないが、トイレに関してはコースからほど近い女神湖無料駐車場のトイレが使用可能だ。あくまでスノードライビングということなので使用期間は3月1日までとなっているが、休日、平日を問わず24時間走行が可能というのはうれしい。
台数は林道内の駐車スペースの関係で上限15〜20台ということだが、あくまで今季はテスト使用期間。来シーズンは近くの駐車場を開放する予定なので、もっと多くの台数が走行できるはずだ。また、宿泊の手配も可能で、林道占有に協力してくれたペンション・グランシャルモに格安で宿泊できる。
使用料金は1日15万円。走行時間は要相談とのこと。夜間はもちろんだが、何より真っ昼間から堂々と全開スノードライビングが可能なのは、雪道大好きラリーストには嬉しい限りだ。
問い合わせ先は岩波敏樹(イワナミトシキ)/090-3558-0939まで。