アジアクロスカントリーラリーの2023年大会は8月13〜19日、タイ〜ラオスで開催され、トヨタ・ガズーレーシング・インドネシアからトヨタ・フォーチュナーで参戦した青木拓磨/イッティポン・シマラクス/ソンワット・ダンフィパッタランクーンが総合優勝を飾った。青木は、大会14回目の参戦で初めての優勝。
青木は、タイ国内での最後のSSとなるレグ3で総合首位に立つと、国境を越えてラオスでの走行となった後半3日間の悪路も安定して走破。11時間46分22秒でトップフィニッシュを飾った。チームメイトのツバガス・モエリンシャディ/ジャツポーン・ブラキッパチャイ(フォーチュナー)も2位に入り、TGRインドネシアが1‐2フィニッシュを果たした。
3位には、新型トライトンを投入したチーム三菱ラリーアートのチャヤポン・ヨーター(タイ)/ピーラポン・ソムバットウォンが入った。チームメイトで、初めてクロスカントリーラリーに挑戦した田口勝彦は、保井隆宏とのコンビで複雑なコースに手こずりながらも好ペースを見せる場面もあり、総合8位でフィニッシュした。
AXCR2023 Auto部門最終結果
1 青木拓磨(トヨタ・フォーチュナー) 11:46:22
2 T.モエリンシャディ(トヨタ・フォーチュナー) +4:28
3 C.ヨーター(三菱トライトン) +14:18
4 R.イエホシュア・ヘイマン(三菱セガル) +1:24:18
5 P.プロムチョティクル(トヨタ・レボ) +1:44:37
6 M.ポーンシリチャード(トヨタ・ハイラックス・レボ) +1:48:03
7 T.クリンケイト(いすゞD-Max)+2:00:35
8 田口勝彦(三菱トライトン) +2:03:09