キミ・ライコネンがC4 WRCのテストを12日の火曜日に行なった。場所はフランス・ベルサイユはサトリーにあるファクトリー近郊のプライベートトラックだ。ライコネンの照準は2週間後に迫ったラップランドラリー、そして来たるべきWRCシーズンに向けて定められている。
ライコネンはこの日、コ・ドライバーを務めるカイ・リンドストロームとともにベルサイユにあるシトロエンスポールのファクトリーを訪れ、施設を見学したのちにテストの機会を得た。雪の残るグラベルコースを、すでに約50km走り込んだと伝えられている。
「これがチームとの初仕事だったけど、とても楽しめたよ。テストではセッティングの違いでどれだけマシンの反応が変わるか見てみたかったんだ。それもいくつか試せたから良かったね。ラップランドラリーでまたC4のステアリングを握るのを楽しみにしているよ」とライコネン。
この時のレーシングスーツはアルパインスターのもの。スポンサーなどは入っておらず本人のものかは定かではないが、レッドブルカラーに塗られた新デザインのヘルメットはひと足早くお披露目している。
ラリードライバー、キミ・ライコネンの初仕事は1月28日にスタートするアークティック・ラップランドラリー。エントリーはまだ受付中のため、リストは公表されていない。