全日本ラリー北海道:デモラン披露のカンクネン「ファンが覚えていれくれて、うれしかった」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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全日本ラリー北海道:デモラン披露のカンクネン「ファンが覚えていれくれて、うれしかった」

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9月10日に陸別サーキットを爆走してファンを楽しませたモリゾウこと豊田章男トヨタ自動車会長と、元WRCチャンピオンのユハ・カンクネンのコンビは、ラリー北海道の最終日となる9月11日、今度は池田町の旧清見ヶ丘公園野球場内を走行するSSS IKEDAに移動し、デモンストレーション走行を披露した。

前日に激しく降った雨の影響で、野球場内の特設コースはかなりのマッドコンディション。それでもカンクネンのヤリスWRCとモリゾウのGRヤリス・ラリー1は、泥を激しく巻き上げながらトップカテゴリー車両の機動性とパワーを見せつけた。

GRヤリス・ラリー1のステアリングを握ったモリゾウ / RALLY PLUS


走行を終えたモリゾウは「これまで色々な場所を走ってきましたが、こんな泥々の道は初めてでした。もうちょっと水が少ない方が良かったかな(笑)。ドーナツターンをやりましたが、場所がマウンドの周りだったんで、掘れて使えなくなるんじゃないかと心配でした」とコメント。

一方、GRヤリス・ラリー2プロトタイプでデモンストレーション走行を披露した昨年のラリージャパン以来の来日となったカンクネンは「ヤリスWRCは昨日のドライでも、今日のマッドコンデシションでも問題なく良かったよ。今回はすごく楽しい経験になった」とモリゾウ同様に笑顔。

ヤリスWRCでデモランを披露するカンクネン / RALLY PLUS


走行後は北愛国のサービスパークに戻ってサイン会にも臨んだ。実はカンクネン、14年前にはトヨタの市販車のプロトタイプのテストで士別のテストコースを訪れた経験もあるといいい、それ以来の来訪となった北海道での印象を「日本では何度かデモ走行しただけでラリーでは走ったことがないけれど、日本のファンがこんなに覚えてくれていた」と、うれしそうに2日間の印象を語ってくれた。



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