2010年はシトロエン・ジュニア・チームからWRCに転向を決めた07年F1王者のキミ・ライコネンが、WRC王者のセバスチャン・ローブ、元F1ドライバーのデイビッド・クルサードとともにル・マン24時間に出場する噂があるとautoblog.comが報じている。
来季のライコネンは、これまでも個人スポンサーだったレッドブルのサポートによりC4 WRCでWRCに出場する予定だが、autoblog.comによれば同様にレッドブルのサポートを受けるローブ、そしてクルサードを擁し、昨年のル・マンのウイニングカーであるプジョー908 HDi FAPに、レッドブルカラーを施し投入するとしている。
すでにローブはモーターランド・アラゴンでプジョー908のテストを実施。ワークスのプジョー・スポール入りするのではないかと噂されていた。また、ライコネンにとっては2011年のF1復帰を目指すならばサーキットでの経験は感覚を維持するためにも必要とも言える。現在はサードドライバーとしてF1レッドブルチームのデモランなどを担うクルサードにとっても、実現すればひさびさの実戦となるだろう。
autoblog.comではこの情報はまだ噂に過ぎないとしているが、人気、実力ともにトップクラスの3人が組み最新鋭のディーゼルプロトを駆るとなれば、2010年のル・マンに対する注目度も俄然高まることになりそうだ。