つい先日発表されたばかりのフォード・フィエスタS2000。今週末に開催されているIRC最終戦のスコットランドで、マシュー・ウィルソンの手によりさっそくゼロカーデビューを果たしている。
フィエスタS2000を来シーズンのスタートから“即実戦可”として大々的に売り込みたいフォード/Mスポーツの思惑としては、このイベントでできる限りのPRをしていきたいところだ。
詳しい談話などはまだ入ってきていないが、このコーナリング写真から判断する限りではフロントサスペンションのキャスター角など、フォーカスRS WRCのDNAを色濃く受け継いでいる様子が見てとれる。
また、ドライバーのヘルメットがドアノブの左上に見えることから、ホイールベースの中央やや後ろ寄りに座っていることが想像される。コ・ドライバーズシートはさらに低く後ろ寄りに据えられていることだろう。
フォーカスRS WRCをデザインしたクリスチャン・ロリオーらしい重量配分へのこだわりが垣間見える部分だ。
フィエスタS2000については、マシュー・ウィルソンのコメントが入り次第続報をお伝えする。