トヨタ・ガズーレーシングは12月12日、東京都内で開催した「TOYOTA GAZOO Racing 2024年 国内体制発表」で、2024年の全日本ラリー選手権の参戦体制を発表。眞貝知志/安藤裕一組が、引き続き次世代スポーツ自動変速機(DAT)を搭載した『トヨタGR YARIS GR4 RALLY DAT』で参戦することを明かした。眞貝は選手権最高峰のJN-1クラスに参戦し、社員が監督、エンジニア、メカニックとして参加するチーム体制も継続する。
眞貝は「2024年は1台体制となります。DATを搭載した量産車の準備ができ次第、クルマを変更してJN-2クラスに移る予定です。それまでは引き続きJN-1クラスで、DATの開発をさらに継続していく格好です」と説明した。DAT搭載車両は24年中に発売を目指しているとのこと。発売後は、より量産車に近いクラスであるJN-2でクルマを鍛える狙いだ。
また、「黒ベースのカラーリングは、初めて見ましたがカッコいいですね! 全日本のラリーカーも、あのカラーリングに倣ったデザインになるはずなので楽しみにしています」と眞貝。
今回のリリースで名前が挙がっていない勝田範彦は、24年の参戦体制について現在調整中とのこと。
「24年のオートサロン頃には発表できると思いますので、皆さん楽しみにしていてください」と語っている。
2024年の全日本ラリー選手権は2024年3月1日〜3日に愛知県で開催されるRally三河湾(ターマック)で開幕する。