2024年全日本ラリー選手権参戦のGRヤリス・ラリー2は勝田範彦、ヘイキ・コバライネン、奴田原文雄の3台 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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2024年全日本ラリー選手権参戦のGRヤリス・ラリー2は勝田範彦、ヘイキ・コバライネン、奴田原文雄の3台

©Jun Uruno

トヨタ・ガズーレーシングは1月14日、千葉県の幕張メッセで開催中の東京オートサロン2024の同社ブースで「ラリーの魅力」と題したトークショーを実施。壇上でモリゾウこと豊田章男代表は、FIA公認を取得したばかりのトヨタGRヤリス・ラリー2について、今季の全日本ラリー選手権には3台が登場することを明かした。

トークショーは、モリゾウとともに勝田範彦、貴元親子も登壇し、ラリーの魅力や注目してもらいたい点、さらにはCM撮影の裏話などを大いに語り合って盛り上がる中で、話題は注目のラリー2へ。

トヨタGRヤリス・ラリー2の1台目は、モリゾウがオーナーを務めるルーキーレーシングに納車されたことが発表されており、トークショーではTGRワールドラリーチームのヤリ‐マティ・ラトバラ代表が「1台目のGRヤリス・ラリー2はモリゾウさんにお届けします」とメッセージを送る動画も紹介された。

Jun Uruno

モリゾウは1台目を自身が受け取ることについて「クルマというのは、どう完璧に作っても最初は不具合が出まくる。ラリー2はカスタマーに供給するマシン。自分が乗ればすぐにその不具合を知ることができる」と語った。

そして「この1台目は、ノリさん(勝田範彦)に全日本ラリー参戦で使ってもらいます!」と告白。2023年は、ラリー2マシンの開発の一環としてコンセプト車両で全日本ラリーを戦ってきた“ノリさん”。初めての左ハンドル車での参戦に向けて、昨年のオートサロンでは左手で箸を持って弁当を食べていたという裏話も明かした。今季の全日本ラリー参戦でのチーム体制はまだ明らかになってはいないが「ある意味、TGRのワークスで出るよりもプレッシャーがかかります」と、新しいチャレンジに向けての緊張を明かした。

またモリゾウは、このトークショーで、2023年のJN-1チャンピオンであるヘイキ・コバライネン、JN-2チャンピオンの奴田原文雄もGRヤリス・ラリー2で参戦することに言及。今季のJRCに3台のGRヤリス・ラリー2が登場することが明らかになった。



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