トヨタのカッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンスが、2月2日〜3日にフィンランドのロバニエミで開催されるフィンランドラリー選手権第2戦アークティック・ラップランドラリーに、トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドで参戦する。
アークティック・ラップランドラリーは例年、フィンランド選手権の開幕戦として開催されていたが、WRC第2戦ラリースウェーデンに向けた絶好のテストイベントとして活用してもらうため、会期を2月上旬に遅らせたという。今季のWRCは限定参戦となるロバンペラ。開幕戦ラリーモンテカルロはセバスチャン・オジエがトヨタからエントリーしており、ロバンペラの初戦は、スウェーデンになりそうだ。
ロバンペラは2020年のアークティック・ラップランドラリーに参戦しているほか、2021年のWRCアークティック・ラリーフィンランド(コロナ禍だったこの年は冬と夏にフィンランドでWRCが開催された)で使用した道も含まれているという。
エバンスがこのイベントに参戦するのは初めてだが、エバンスも2021年の冬に開催されたWRCラウンドで、ロバニエミ周辺のステージ経験は持っている。
このイベントには、フィンランド選手権のラリー2部門で、TGR WRCチャレンジプログラム2期生の小暮ひかると山本雄紀がトヨタGRヤリス・ラリー2での実戦デビューを迎える。さらにTGR-WRTのチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラも、ユホ・ハンニネンと組んで自身所有のトヨタ・セリカ4WDターボ(ST185)でエントリーしている。