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WRCスウェーデンに向けラップランドラリー参戦のエルフィン・エバンスが優勝、カッレ・ロバンペラは最終SSでリタイア

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2月2日〜3日、フィンランド中部のロバニエミで開催されたフィンランドラリー選手権(FRC)第2戦アークティック・ラップランドラリーに、WRC2連覇チャンピオンのカッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンスがトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドで登場。エルフィン・エバンスが優勝、ロバンペラは最終ステージまでラリーをリードしたが、フィニッシュ目前でテクニカルトラブルによりリタイアを喫した。

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今季のWRCは限定参戦となるロバンペラ。開幕戦ラリーモンテカルロをスキップし、今季初戦となるWRCラリースウェーデン(2月15日〜18日)に向けての準備として、母国フィンランドの国内選手権ラウンドでスノーステージの感触を確かめた。ロバンペラは、設定された12SS中、ステージウインを9本奪取し、エバンスに54.5秒差をつけて最終ステージを迎えたが、最終ステージのフィニッシュまであと1.6kmというところで止まってしまった。

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「残念ながら、テクニカルな問題で止まらざるを得なかった」とロバンペラ。
「このイベントをフィニッシュできなかったのは残念だが、WRCスウェーデンに向けて有意義な走行を重ねることができたし、何よりそれが目的だったからね」

一方、エバンスは、このイベントを通してマシンセッティングのファインチューニングに努めた。
「ここに参戦できてよかったが、まだやらなくてはならないことが山積み」と振り返っている。

トヨタのWRCチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラも、自身のトヨタ・セリカST185で参戦し、20位でフィニッシュしている。
(Graham Lister)

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