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WRCスウェーデン:オープニングのSS1はカッレ・ロバンペラがベスト、勝田は1.4秒差の2番手タイム

©TOYOTA

2024年シーズンWRC第2戦ラリースウェーデンは、2月15日(木)にラリーのオープニングとなるSS1が行われ、トヨタのカッレ・ロバンペラが、チームメイトの勝田貴元に1.4秒差をつけて首位に立った。2.0秒差の3番手にもエルフィン・エバンスがつけており、トヨタが幸先良くトップ3を独占している。

シーズン唯一のスノーイベントとなるラリースウェーデンは、今年もサービスパークが置かれたウメオの「レッド・バーン・アリーナ」を舞台に、5.16kmのSS1「Umea Sprint 1」でを開けた。凍結した森林セクションをスタートし、最大40mのビッグジャンプが含まれるレッド・バーン・アリーナには、今年も多くの観客が詰めかけている。

TOYOTA


セレモニアルスタートに続いて行われたショートステージで一番時計を記録したのは、今シーズンWRC初登場となったロバンペラ。
「コクピットに座って、WRCに復帰できて最高の気分だよ。トリッキーなステージで、良いスタートを切ることができた。明日からのチャレンジングなステージも楽しみだ」と、笑顔を見せた。

1.4秒差のセカンドベストをマークしたのは「スウェーデンは勝利を狙ってプッシュする」と語っていた勝田。
「このステージは厚い氷に覆われていて、かなり滑りやすかったです。シェイクダウンからいい走りができていたので、良いタイムが出せました」と、こちらも納得の表情だ。

HYUNDAI


総合3番手のエバンスを挟んで、2.1秒差の4番手タイムは、昨年のウイナーであるオィット・タナック(ヒョンデ)と、シェイクダウンから好調のアドリアン・フルモー(Mスポーツ・フォード)が並ぶ。以下、ティエリー・ヌービル(ヒョンデ)、エサペッカ・ラッピ(ヒョンデ)、グレゴワール・ミュンステール(Mスポーツ・フォード)のオーダーで初日を終えた。

M-SPORT


トヨタGRヤリス・ラリー2で、今シーズンWRC初登場となった、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生は、小暮ひかるが16.8秒差の総合20番手、山本雄紀が18.2秒差の総合22番手で走り切っている。

競技2日目はSS2〜SS8の7SS、SS走行距離は107.90km。オープニングとなるSS2は、日本時間2月16日の16時58分にスタートする。

WRCスウェーデン 1日目暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3:18.3
2. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.4
3. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +2.0
4. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) +2.1
5. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +2.1
6. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) +2.7
7. E.ラッピ(ヒョンデi20Nラリー1) +4.6
8. G.ミュンステール(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +8.4
9. O.ソルベルグ(シュコダ・ファビアRSラリー2) +8.8
10. R.コルホネン(トヨタGRヤリス・ラリー2) +11.8



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