WRCスウェーデン:勝田貴元「ラリーはまだ2日あるのでプッシュし続けたい」金曜日コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCスウェーデン:勝田貴元「ラリーはまだ2日あるのでプッシュし続けたい」金曜日コメント集 

©TOYOTA

WRCラリースウェーデン、金曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。一時ラリーをリードした勝田貴元は、ヒョンデのエサペッカ・ラッピと接戦を展開し、現在は総合2番手につける。カッレ・ロバンペラやオィット・タナックが足下をすくわれる難しいコンディションのなか、リスクを避けた走りが奏功したと振り返った。

(カッコ内は順位の前日比)

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■エサペッカ・ラッピ/総合首位

Hyundai Motorsport GmbH

「午後は自分にとって、最もタフな雪となった。これまでの中でね! このようなコンディションでは走ったことがない。フィンランド出身のドライバーにとっても、かなり過酷だった。ここまでは最速で走れているので、もっと雪があることを願うよ。このラリーでは、まったく違ったタイプのドライビングスタイルが求められる。ラクにブレーキができるように、35〜40%ほど抑えて、コーナーで速く攻められるようにしなくてはならない。ずっとドリフトしっぱなしにするわけにはいかないし、マシンを留めるためのラインはすごく狭い。もしラインを外れれば、されるがままになってしまう。明日はコンディションがよくなると予想しているが、それでも積極的にアタックするのは難しいだろう」

■ティエリー・ヌービル/総合11番手

Hyundai Motorsport GmbH

「ラリーの滑り出しに願っていたコンディションから、はるかにトリッキーだった。とにかく走り抜けることを目指したが、自分たちにとってはラクな一日ではなかった。マシンにも少し手こずり、午前は視界があまりよくなかったし、午後はテクニカルトラブルが発生した。マシンを走らせることはできたが、ステージの到着が4分遅れた。そこからは、ループ全体でトラブルに対応していた。とにかく一日を終えることに専念し、最後のステージではいい形で終えられた。いまは、また新しい明日を楽しみにしている。トラブルなっく、もっとエンジョイできることを願うよ」

■オィット・タナック/SS4でデイリタイア

Hyundai Motorsport GmbH

「通常、最初のループはかなり安定していて走れるものなのだが、今日はみんなが苦戦していた。午前中も、マシンのフィーリングはかなりよかった。間違いなく速かったが、ペースノートが一ヶ所、甘く見過ぎていたのかもしれない。かなりハードに雪壁にヒットしてスピンし、冷却系にダメージを負ってしまった。ステージの中で修理をしたので走り切り、サービスまで戻すことができた。修復は難しくないはずなので、明日は再スタートできると思う」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■勝田貴元/総合2番手

「本当に厳しいコンディションの一日でした。朝最初のステージでさえ雪が多く、その後さらに雪の量が増えていきました。今朝は、自分たちが快適に走れるリズムを見つけることに集中しました。大きなリスクを避けて走ったことが、結果的に功を奏したと思います。そして午後は、予想通り非常に難しくなり、道の上に留まることすら難しい時もありました。雪面に刻まれたラインに沿って走ろうとしたのですが、ラインがまったくないこともありました。自分の2台後方からエサペッカがスタートしていたので、あまりタイムを落とさないようにプッシュしなければなりませんでした。結局、順位を守ることはできませんでしたが、トップと近い位置につけていますし、ラリーはまだ2日あるのでプッシュし続けたいと思います」

■エルフィン・エバンス/総合5位

Toyota GAZOO Racing WRT

「今日はコンディションがものすごく難しかった。朝最初のステージでさえ視界が悪く、その後は路面にルーズな雪が多くあり、かなりグリップが低かった。午前の2本目のステージで高速でスピンをしてしまったが、走り続けられたのはかなりラッキーだった。午前の終盤はコンディションがよくなりそうだったが、午後になると天気が悪化した。雪の量がものすごく多くて大変だったし、最後の3本はスタート順も先頭になってしまったので、コンディションがこれだけ極端に悪いと、大きな差が生まれてしまう。もちろん、明日はもっといいコンディションになることを期待している」

■カッレ・ロバンペラ/SS4でデイリタイア

TOYOTA

「こんなに早く一日が終わってしまい、とても残念。滑り出しはよかったし、優勝争いをするチャンスもあった。大雪でコンディションはトリッキーになり、グリップレベルも頻繁に変化していた。右コーナーで少し膨らんでしまった。先に走った何人かがすでに雪壁に当たっいたようで、大きな穴が開いていて、それに引っかかってスピンしてしまった。ラジエーターを破損し、同時にパンクもしてしまった。自分たちである程度は修復できたが、残念ながら続けることはできなかった。チームに申し訳なく思うが、日曜日に多くのポイントを獲得できる可能性があるので、ポイントを持ち帰れるように挑む」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/総合4番手

M-SPORT

「もっといいコンディションを予想していたけど、グリップがかなり低く、2回もオーバーシュートしてしまった」(SS8後)

■グレゴワール・ミュンステール/総合20番手

M-SPORT

「最後のステージはまったくグリップがなかった。最初のジャンクションで直進してしまい、ハンドブレーキを引いたのでかなりタイムをロスしてしまった。めちゃくちゃな一日だったし、とにかく走り終えられてハッピー。天気予報のスタッフからは、スターウォーズのような走りになるって言われたよ。あの映画は観たことがないけど、どういうことなのかわかったよ!」(SS8後)



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