奴田原文雄、2024年全日本ラリー選手権にGRヤリス・ラリー2で参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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奴田原文雄、2024年全日本ラリー選手権にGRヤリス・ラリー2で参戦

©NUTAHARA Rally Team

2023年の全日本ラリー選手権JN-2クラスチャンピオンで、全日本タイトル11回を誇るベテランラリードライバー、奴田原文雄が、2024年全日本ラリー選手権にトヨタGRヤリス・ラリー2で、最高峰クラスのJN-1にフル参戦することを発表した。昨年、ともにJN-2クラスタイトルを獲得した東駿吾とともにタイトル獲得に向けて、今週開催されるシーズン開幕戦「ラリー三河湾」(愛知県蒲郡市拠点、ターマック)から新マシンでの戦いに臨む。
(以下、発表リリース)


「NUTAHARA Rally Team」
2024年JAF全日本ラリー選手権にトヨタGRヤリスRALLY2で参戦

全日本ラリー選手権において昨シーズンはJN-2クラスシリーズチャンピオンを獲得、全日本タイトルを過去11回獲得と国内外でも好成績を収めてきているプロラリードライバーの奴田原文雄は、2024年も引き続きKTMS(KOBE TOYOPET MOTOR SPORTS)若手育成プログラムのメカニック達と共に、JAF全日本ラリー選手権にトヨタGRヤリスRALLY2で「NUTAHARA Rally Team」より参戦する。

RALLY2とは国際自動車連盟(FIA)によって規定されたラリー車両のカテゴリーであり、チームとしてはこの新型車両のトヨタGRヤリスRALLY2を横浜ゴム伝統のADVANカラーに纏い、全日本ラリーシリーズ最高峰のJN-1クラスに2年振りの復帰、参戦をする。

コ・ドライバーは「NUTAHARA RALLY SCHOOL Jr.チーム」の卒業生である東駿吾27歳。奴田原とコンビを組んで4年目となる東は戦歴を重ねるたび成長を遂げている若手選手であり、チームとしても次世代を担う選手の育成を図る。

2024年のJAF全日本ラリー選手権へは、開幕戦「RALLY三河湾2024」から最終戦までの全8戦に出場を予定しており、シリーズチャンピオンを目指す。

ドライバープロフィール:奴田原文雄(ぬたはら ふみお)/1963年 北海道在住
1986年ラリーデビュー。1993年全日本ラリーBクラス全日本タイトルを初獲得、翌1994年に名門ラリーチームであるADVANラリーチームに抜擢されて以来、トップドライバーとして国内外で圧倒的な強さを誇る。2006年「モンテカルロ・ラリー」にて日本人初の優勝を飾り、同年の「P-WRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)」にてシリーズ2位の成績を収める。2012年アメリカで開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」EVクラス優勝。
全日本ラリー選手権では年間チャンピオンタイトルを過去11回獲得している。
近年では“NUTAHARA RALLY SCHOOL”を主催し、世界に通用する若手ラリードライバーの育成にも力を入れている。

コ・ドライバープロフィール:東 駿吾(あずま しゅんご)/1997年 兵庫県在住
2017年「チームif 山岳ラリー」にてラリーデビュー。翌年から精力的に地区戦から全日本選手権と参戦し、2020年「ラリー・モンテカルロ」のヒストリックに参戦するなど出場回数を重ねラリー歴は8年目に突入。「NUTAHARA RALLY SCHOOL Jr.チーム」の卒業生であり、NUTAHARA Rally Teamデビュー戦の2021年に抜擢されて以降、奴田原選手とのコンビも4年目。チームが期待と信頼を寄せる選手である。

チーム概要
チーム名称:NUTAHARA Rally Team( ヌタハラ・ラリーチーム)
参戦車両:トヨタGRヤリス RALLY2
車両名称:ADVAN KTMS GR ヤリスRALLY2
ドライバー:奴田原 文雄(チーム代表兼任)
コ・ドライバー:東 駿吾
チーフエンジニア:山田 淳一(RUTS RACING)
チームサポート:KTMS(神戸トヨペットモータースポーツ)
チーム運営:株式会社 オフィス・ヌタハラ
タイヤ:横浜ゴム
Webサイト:http://www.nutahara.com



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