2023年の全日本ラリー選手権JN-1クラスで2連覇を達成したヘイキ・コバライネンが、胸部上行大動脈瘤のため外科手術を受けることになり、当面、参戦を見合わせることを所属のラリーチーム・アイセロが発表した。
コバライネンは「今回の診断に、私自身非常に驚いています。自覚症状はなく日常生活に問題はありませんが、ハードなスポーツを医師に止められている状況です。この状況をなるべく早期に解決するために医師と相談した結果、外科手術を受けることを決断しました。目標は今シーズン中に、チームとともに全日本ラリー選手権に復帰することです」と状況を説明している。
チームは、今季からこれまでのシュコダ・ファビアR5に換えてトヨタGRヤリス・ラリー2を投入したが、3月1日〜3日に開催された開幕戦ラリー三河湾では、代替ドライバーとして田口勝彦を参戦させ、コ・ドライバーの北川紗衣とともに5位でフィニッシュしている。