現在19歳のマックス・マクレーが、Mスポーツからフォード・フィエスタ・ラリー2で英国ラリー選手権ジュニア部門4戦に参戦することが発表された。父アリスター、叔父である故コリン、祖父のジミーがたどってきた道を追い始める。コリンは1999年〜2002年の間、MスポーツからWRCに参戦していた。
ERCジュニア選手権に加えて英国選手権に参戦することになるマックスは「素晴らしい機会だし、すごく気持ちが沸き立っている」と語っている。
「英国選手権ではこのチームで学ぶことに専念するので、リザルトは真剣には気にしない。もちろん、このマシンでの走行経験を積めば結果もついてくると思うが、一番の目標はより速いマシンでの走行時間を積んで、経験も得ること。Mスポーツで培う経験は、とても価値のあるものになると思う」
「チームやエンジニアと一緒に仕事ができることにワクワクしている。しっかりとした世界のラリーチームと取り組めるのは、素晴らしいこと。もちろん、マクレーの名前は、英国選手権で長い歴史を刻んでいる。父や祖父も、とてもいい経験になると言ってくれている。特にMスポーツの人たちと一緒に活動することは、これまで自分がやってきた中でも最高の経験になるのではと期待している。テストでエンジニアたちと一緒に行う作業は、かけがえのないものになる。この機会を最大限に活かしていきたい」
マックスは、3月22日にターマックのノースウェストステージ、5月24日に同じくオールターマックのジム・クラークラリー、8月9日にオールグラベルのグランピアン・フォレストラリー、10月26日のグラベルイベント、カンブリアン・ラリーに参戦する。
(Graham Lister)