TGR-WRTのチーム代表ヤリ‐マティ・ラトバラが、2年連続でWRCフィンランドにトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドでの参戦を希望しているようだ。WRC.comが伝えている。
ラトバラは2023年、WRCの母国ラウンドで初めてラリー1マシンでの参戦を果たし、大きな話題となった。この時はコンペティティブな走りを披露して5位でフィニッシュ。そのラトバラが、8月1日〜4日に開催される今年のラリーフィンランドにも参戦したいと考えており、すでに、トヨタの上層部と話し合いを持っているという。ラトバラは、先週末に地元で開催されたフィンランドラリー選手権ラウンド、トゥーリラリーにも、昨年の世界タイトル獲得マシンで参戦したいと考えていたことを明かしている。
「どんな可能性があるか、話し合っているところだ」とラトバラ。
「どうなるかな。地元のラリーであのマシンを使うことも話しあったが、サファリ向けテストのスケジュールと調整がつかなかった。もちろん、またWRCフィンランドに参戦できたら、最高だね」
WRCフィンランドでは通算3勝をマークしているラトバラ。初めてラリー1マシンで参戦した昨年は、ハイブリッドのGRヤリス・ラリー1で5位フィニッシュを果たしている。