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WRCサルディニア:シェイクダウンはヒョンデのティエリー・ヌービルがトップ。勝田貴元は1.2秒差の4番手

©HYUNDAI

2024年シーズンWRC第6戦ラリーイタリア・サルディニアは、5月31日(金)にシェイクダウンを終え、ティエリー・ヌービルがトップタイムとなる2分13秒5をマーク。0.6秒差の2番手タイムにオィット・タナックが入り、ヒョンデのふたりがトップ2を独占した。前戦ポルトガルで勝利したトヨタのセバスチャン・オジエが0.7秒差の3番手タイムで続いている。

地中海のリゾート地、サルディニア島を舞台とするラリーイタリア・サルディニア。今年、サービスパークが東部のオルビアから、北西部のアルゲーロへと戻された。また、主催者は金曜日の午後に競技をスタートし、走行距離を大幅に短縮するコンパクトなスケジュールを導入しており、SSの総走行距離は昨年の19SS・320.88kmから16SS・266.12kmと、50km以上短くなった。

コンパクト化に伴い、シェイクダウンは木曜日ではなく金曜日の午前中に実施。5月31日の8時01分(日本時間15時01分)、サービスパークが置かれたアルゲーロから北東に27kmほど行った「イッティリ(Ittiri:2.08km)」のグラベルステージを走行した。ポイントリーダーのヌービルはトップタイムをマークしたものの「今日の午後に走る時には、グラベル掃除を強いられるだろうし、かなり厳しい状況になると思う。僕は僕の仕事に集中するよ」と、肩をすくめた。

1.2秒差の4番手タイムは3台目のヒョンデi20Nラリー1をドライブするダニ・ソルド。トヨタから参戦する勝田貴元も同タイムの4番手タイムでシェイクダウンを終えた。「午後からのラリー本番はかなり大きなチャレンジになるでしょうし、シェイクダウンでいいフィーリングを得られて良かったです。今からスタートに向けてワクワクしています」と、勝田は笑顔を見せている。

ラリーはこの日の午後、14時33分(日本時間21時33分)からSS1がスタート。アルゲーロでのセレモニアルスタートに続き、25.65kmkmの「Osilo-Tergu 1」で幕を上げる。

WRCサルディニア シェイクダウン暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 3/3 2:13.5
2. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) 3/3 2:14.1
3. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/2 2:14.2
4. D.ソルド(ヒョンデi20Nラリー1) 2/2 2:14.7
4. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:14.7
6. P-L.ルーベ(シュコダ・ファビアRSラリー2) 1/1 2:15.6
7. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー) 2/2 2:15.9
8. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/2 2:16.1



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