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WRCサルディニア:デイ2離脱の勝田貴元「修復を試みたがどうにもならなかった」

©TOYOTA GAZOO Racing WRT

WRC第6戦ラリーイタリア・サルディニア(グラベル)の競技2日目、トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドの勝田貴元は、5本目のSS9で競技を離脱した。離脱後のコメントをお届けする。

──トランスミッションのトラブルだったと聞いていますが、何が起こったのですか。タイヤフィッティングゾーンではすでにトラブルを抱えていたのですか。
「午前のループ途中ですでにトラブルは起きていて、ノイズが聞こえ始めてうまく機能していませんでした。タイヤフィッティングゾーンで問題を特定し、修理を試みましたが、残念ながら自分たちにできることは、あまりありませんでした。基本的にはメカニカルな部分で壊れたもの、ギヤボックス関連などで壊れた時には、ケミカルメタルなどでラジエーターなどの修理を試みますので、それで応急処置をしようとしてもなんともなりませんでした。できる限りのことはしましたが、午後の1本目で状況が悪化し、止まらざるを得ませんでした」

──コンディションはラフ&トリッキーだったのでしょうか。
「かなり極端なコンディションで、特にトゥラ‐エルラ(SS8)はひどかったです。このようなラリーで、なぜ昼のサービスがないのかがわかりません。クルーは食事をとることもできず、休憩する時間もありません。一日中マシンの中で過ごすことになるのは、あまり良くありません。いずれにしても、コンディションはとてもタフで、マシンにとっても過酷でした」

──今後、このような短いフォーマットにする時にはそういう点を改善して欲しいと思いますか?
「短いフォーマットのラリーでも、いいルートがあれば昼のサービスは可能なはずです。自分にとって、今回はこのアイテナリーでうまくいきませんでした」

──日曜日は再出走できそうですか?
「マシンが戻ってきていないのでまだ詳しくはわかりませんが、きっとチームが直してくれると思います」
(Keiko Ito)



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