昨年、惜しまれながらも活動を終えたスバル・ワールドラリーチームのWRC活動を振り返るコンテンツ『SUBARU Motorsport Heritage』に2003年分が追加された。
2003年のSUBARUは、前年同様トミ・マキネンとペター・ソルベルグの2台体制でタイトルの奪還を目指した。この年にSWRTが投入した『インプレッサWRC2003』はシーズン4勝、2位2回、3位3回の活躍をみせ、1993年のWRC初挑戦以来10年間の長期間にわたり、WRC参戦車両の中で最も高い戦闘力を持つ車種であることを証明してみせた。
この年は最終的に、インプレッサの勝利すべてをSWRTで4年目のペター・ソルベルグが記録。ノルウェー人初のWRCワールドチャンピオンとなった。また、チームメイトのトミ・マキネンはランキング9位でシーズン終了。そして、17年の長きにわたって活躍してきたWRCの舞台から引退することになった。
『SUBARU Motorsport Heritage』2003年
http://www.subaru-msm.com/motorsport_heritage/#/year2003