トヨタ・ガズーレーシング(TGR)は、WRCで活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的として2015年から展開しているWRCチャレンジプログラムの4期生を、7月から募集することを発表した。このプログラムで2年連続での募集は初めて。また今回から日本人コ・ドライバーの育成も開始することに伴い、あわせて候補者を募集する。
なお、今年のドライバーのセレクションには、今季から全日本ラリー選手権JN-2クラスのサブカテゴリーとして始まった若手育成シリーズ「MORIZO Challenge Cup」の成績優秀者をフィンランドでの最終選考に特別枠として招致する。
このプログラムでは1期生の勝田貴元が、現在トヨタのワークスドライバーとしてWRCに参戦中。2期生の小暮ひかると山本雄紀は、ラリー4での修業を経て今季からトヨタGRヤリス・ラリー2での参戦にステップアップしている。また、2023年12月からフィンランドでのトレーニングを開始した3期生の後藤正太郎と松下拓未は、6月14日〜15日に開催されるフィンランドラリー選手権のポフヤンマーラリーで、ラリー4車両での初実戦を迎える。
4期生の応募対象者は、ドライバーが2025年3月に中学校を卒業予定~2000年生まれ、コ・ドライバーが2025年3月に高校を卒業予定~1989年生まれ。応募は、下記の申し込みサイトで7月1日(月)13時~8月16日(金)17時まで受け付ける。ただし、ドライバーについては100名に達した時点で受付を終了するとしている。
https://tgr-wrt.com/wrc-rally-challenge-program/application/
応募概要を含めた発表全文
https://toyotagazooracing.com/jp/challengeprogram_rally/release/2024/061200-01/