今年で中国ラリー選手権参戦2年目となる畑野賢明(まさあき)が、8月28日から30日にかけて開催される中国ラリー選手権第3戦・広東(全5戦)に参戦する。
第3戦・広東は第2戦・北京に続くターマックラリーとなるが、路面はコンクリート/60%、アスファルト/40%という特殊なラリーで、路面ミューが低く滑りやすいコースが多いため、ウエット路面になった場合は氷上のようなグリップしか得られないなど、高度なドライビングスキルとマシンセッティングが要求される。また、天候もこの時期は30度台後半という最高気温が予想されており、ドライバーの体力面でも厳しいラリーとなるだろう。SS(スペシャルステージ、競技区間)は14ヶ所設けられ、SS距離は133km、SS間の移動区間を含んだ総走行距離は(km)と、実質2日間で行われるラリーとしては短い部類に入るラリーだ。
コ・ドライバーは自身のアジアパシフィックラリー選手権 ラリー北海道参戦で第2戦 北京をスキップした川名賢(すぐる)が務める。
また6月の開幕戦 南京から開始したカーボンオフセットの取り組みも継続することになっており、環境とモータースポーツの共存を引き続き目指していく。