WRCラトビア:マルティンス・セスクス「ファンからの応援は感動的だった」金曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCラトビア:マルティンス・セスクス「ファンからの応援は感動的だった」金曜日コメント集

©M-SPORT

WRCラリーラトビア(グラベル)、金曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。母国初開催のWRCイベントにハイブリッドつきのラリー1マシンで登場したマルティンス・セスクス。イベント2連覇中と走り慣れているステージとはいえ、いきなり自身初のWRCステージウインをたたき出し総合2番手につける大活躍に、地元の大観衆も最高潮の盛り上がりを見せている。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■カッレ・ロバンペラ/総合首位

TOYOTA

「かなりいい一日だった。フィーリングは完璧ではなかったけど、ミスはなかったしいい仕事ができたと思う。午前はマシンにあまり自信を感じられず、コンディションはかなりスリッパリーだった。タイヤフィッティングゾーンだけで日中サービスがないので、変更するのは難しかったが、マシンを改良させようと努力して、午後はもっとプッシュしてフィーリングが少しよくなった。クリーンな走りを続け、フィーリングがベストではない時はプッシュをしすぎないよう注意した。それでもいいタイムが出たし、タイヤ戦略も、すごくうまくいった。明日、もっと安定していいフィーリングが得られるように何かしなくてはならないが、それ以外は順調だ」

■セバスチャン・オジエ/総合3番手

TOYOTA

「このような高速イベントは2年ぶりくらいだから楽しかった。パフォーマンスにも満足している。今日は砂利掃除の影響が大きく、自分たちは悪い走行順ではなかったが、3台しか前を走っていなかったから、自分たちもスリッパリーに感じる時があった。マシンのフィーリングも、ペースノートもよかった。今の位置につけているのはポジティブだし、チームとしてもいい一日だった。カッレとはあまり戦おうと思っていないが、2位争いは興味深いし、自分たちは明日も同じようにベストを尽くし続ける」

■勝田貴元/総合4番手

TOYOTA

「今日は上手くいきました。ラトビアのステージは素晴らしく、とても楽しんでいます。どの道も似ていて覚えにくいので、ペースノートに集中しなくてはなりませんでしたが、いいノートができていたと思います。走っていて本当に楽しかったですし、フィーリングもすごくよかったです。午前はステージの間にいくつか変更を試しましたが、ポジティブな前進がありました。あとは自分のドライビングに自信を持つだけでした。午後は、長いループでタイヤをマネージメントすることがすごく大変でしたが、それでも最後のステージではプッシュして順位を上げることができたのでよかったです。ここまでは、ポーランドよりもずっといい内容になっているので、この流れを続けていきたいです」

■エルフィン・エバンス/総合7番手

TOYOTA

「自分たち的にはOKな一日。道の変化は、走行が重なるたびにクリアになっていった。ルーズグラベルがたくさんあって、ポーランド以上に大変な部分もある。それで、後ろからスタートするドライバーたちと戦うのが難しくなった。そのことはどうしようもないので、自分たちができる限りのことに専念して、できる限り引き離されないようにして明日の走行順をよくすることに努めるしかなかった。マシンのフィーリングはOK。ドライビングもそう悪くないので、これ以上、タイムを上げることはできないと思う。明日は走行順が少しよくなるのでかなり助かるから、何ができるかを考える」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■マルティンス・セスクス/総合2番手
「(初のステージウインとなったSS3)、このTukumsでは、(ERC開催の)去年16秒差をつけてベストタイムを出したんだ。今回は、WRCでの初めてのステージウイン、信じられないよ。ターマック区間では出口で少しタイムをロスしたんだけどね。世界チャンピオンと同等のタイムで走れているなんて、言葉が出ないよ。最後のステージは、タイヤが残っていなくて悪夢だった。あれこれマネージするのがかなり大変だった。ファンの応援はアメージング。ここまでの2日間、本当に感動的だった。残りの2日間も同じだと思うよ」

■アドリアン・フルモー/総合5番手

M-SPORT

「タカに追いつけるかどうかは分からないけど、自分のクルマはタイヤが残ってないよ! 氷の上を走っているような場所もあった。タナックはかわしたけど、タカに焦点を絞らなくてはならない」

■グレゴワール・ミュンステール/総合8番手

M-SPORT

「めちゃめちゃプッシュした。まさに限界。最後の2本はハイブリッドが使えなかったけど、みんなに知られたくなかった。サービスに戻って仕切り直しだ」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■オィット・タナック/総合6番手

HYUNDAI

「今日はもっといい走りができると思っていたが、かなり速さが足りず、一日を終えた段階での状況は想定とはかなり違っていた。いいバランスを見つけるのが難しく、一日を通して理解に努めたが、スイートスポットを見つけることがまったくできず、思い切りいくことはできなかった。最後のステージでふたつ順位を落としてしまったので、ポディウム争いに加わるのは厳しいと思うが、後続も僅差で続いているので差を維持することに専念しなくてはならない」

■ティエリー・ヌービル/総合9番手

HYUNDAI

「チャレンジングな一日だったが、ラリーが始まる前からこんなものだろうと思っていた。ここまでのシーズンで一番難しいイベントになることは分かっていた。特に最後のステージはハードにプッシュしたが、今日はこれ以上できることはなかった」

■エサペッカ・ラッピ/総合10番手

HYUNDAI

「すごく難しい一日だった。グリップがなく、一日中苦戦していた。トラクションが得られていないことを感じていたし、あちこちでスピンするのでタイヤがオーバーヒートして減りが激しかった。必死にがんばったが、速さが出なかった。明日に向けて何か変更をしてみる」



RALLY CARS