横浜ゴムは、2024年8月11日〜17日に開催されるアジア最大のクロスカントリーラリー、アジアクロスカントリーラリー2024(AXCR)に参戦するチーム三菱ラリーアートとトヨタ・ガズーレーシング・インドネシアに、SUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「ジオランダー M/T G003」を供給する。
チーム三菱ラリーアートは2022年に同タイヤを装着して総合優勝。2023年は、同年7月に発売開始したばかりの新型トライトンで3位入賞を獲得している。今年は新型トライトンT1仕様(改造クロスカントリー車両)を4台エントリーし、2022年の覇者であるチャヤポン・ヨーター、田口勝彦、サクチャイ・ハーントラクーン、小出一登がドライバーを務める。
トヨタ・ガズーレーシング・インドネシアは昨年も同タイヤを装着して総合優勝を果たしており、2連覇を目指す。今年は、アジアを中心に販売されている人気のフレームタイプSUV、トヨタ・フォーチュナーを3台エントリー。ドライバーは、同タイヤ装着車で2022年に総合4位、2023年に総合優勝を果たした青木拓磨、日本を代表するオフロードレーサーの塙郁夫、昨年準優勝のトゥバグス・アディ・モレンシャディが務める。
ジオランダーM/T G003は、あらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求したタイヤで、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現している。M/T G003をはじめとしたジオランダーシリーズのオフロード性能はレースでも数多く実証されており、2024年のKing of the Hammersでは、ジオランダー装着車が3クラスで優勝。AXCRでは、2022年と2023年で2年連続の総合優勝を果たし、今年は3連覇がかかっている。