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全日本ラリー北海道:ラリードライバーが地元小学校でラリー教室を実施

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ラリー北海道初日の9月6日(金)、ラリー北海道大会事務局とラリードライバー、協賛各社が協力して帯広市立北栄小学校で恒例の特別授業を実施した。ラリー北海道では地元への社会貢献活動の一環として、2022年から小学校での特別授業を実施しており、取り組みは今年で3年目となる。

今年は、JN-1クラスの勝田範彦、奴田原文雄、ヘイキ・コバライネン、新井敏弘、眞貝知志、石黒一暢の6選手に加え、XCRクラスの番場彬選手、竹岡圭選手も参加。コ・ドライバーの北川紗衣選手、梅本まどか選手、山田政樹選手も加わり、11名で特別授業が行われた。

晴れわたった校庭に、各車が少しだけ土煙をあげてラリーカーらしいパフォーマンスで登場すると、北栄小学校の4年生56名が大喜びで出迎えた。選手の紹介がひととおり終わったところで、なんとスペシャルゲストとして、ユハ・カンクネン氏も登場。世界ラリー選手権で4度のチャンピオンに輝いた世界的なレジェンドドライバーであることが紹介されると、児童たちは目をキラキラさせていた。

Jun Uruno


その後、4つのグループに分かれてのラリードライバーへの質問タイムでは、選手と児童の距離がぐっと縮まった。「すごいスピードでこわくないですか」、「普通の免許で運転できるんですか」、「横の人は何をしているんですか」、「どうしてこの仕事を始めたんですか」と、児童たちからは矢継ぎ早に積極的な質問が飛び、ドライバーたちが小学生にも分かりやすい言葉で、丁寧に答えていた。

そしてお待ちかねの乗車タイム。走行はないものの、実際のラリーカーの運転席や助手席に座らせてもらったり、サインをもらったり、各々の教材用端末であちこち写真を撮ったりと、大興奮。なかでも竹岡選手の三菱トライトンの荷台に上がらせてもらった児童たちは、「うわぁ高い〜」と大はしゃぎだった。

Jun Uruno


最後は、同イベントに協力する協賛各社から提供されたたくさんのプレゼントと記念ボードを、児童たちの健やかな成長と交通安全の願いを込めて贈呈。児童たちからは、ラリーでの健闘を祈って、折り紙で手作りしたリースをプレゼントされ、選手たちも感激していた。

Jun Uruno


特別授業の後、帯広駅前でのラリーショーに向かう選手たちに手を振って見送った児童たちは、「楽しかった!」、「クルマに乗せてもらえてうれしかった!」、「ラリーのことがよく分かった!」と興奮冷めやらぬ様子だった。

なお、今回のイベントは、株式会社キャロッセ、トヨタ自動車株式会社、株式会社SUBARU、三菱自動車工業株式会社、横浜ゴム株式会社、住友ゴム工業株式会社、カヤバ株式会社、株式会社アイセロ、TOYO TIRE株式会社の協力で実施された。

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