WRCアクロポリス:エルフィン・エバンス「悲惨なスタートだった」金曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCアクロポリス:エルフィン・エバンス「悲惨なスタートだった」金曜日コメント集

©TOYOTA

WRCアクロポリス・ラリーギリシャ(グラベル)、金曜日終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。今季残り4戦、タイトル争いも佳境となるなか選手権4番手でアクロポリスを迎えたトヨタのエルフィン・エバンス。しかし、SS1でパンクに見舞われるという痛恨の滑り出しとなった。

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1ハイブリッド

■オィット・タナック/総合首位

Hyundai Motorsport GmbH

「間違いなく、今日はすごく厳しい1日だった。まずは何のドラマも問題もなく乗り切れたことに感謝している。全体的に見ればポジティブな1日だったけどまだ先は長いし、残りの週末も同じ仕事をすることがいかに難しいかはよく分かっている。オジエがトラブルに見舞われるまでは、彼と戦うためにマシンの適切なバランスを見つけようとしていた。彼がトラブルに見舞われたステージではそれができたと思う。最後の2ステージはかなり良くなったからね。ただ、このラリーはパフォーマンスだけでなく、マシンを持ち帰るための信頼性も必要だ。今日はそれができたので満足しているけど、まだまだ気を引き締めていかなければならない」

■ダニ・ソルド/総合2番手

Hyundai Motorsport GmbH

「全体的にポジティブな1日だったね。最後の3つのステージではハイブリッドに問題があったから、それ以上マシンのどこかを壊さないようにリスクを冒さなかったけど、それでもタイムは良かった。オジエに問題があることも分かっていたし、ミスがないようにいつもどおりに走ったんだ。ただクルマの中は本当に暑かったし、すごく厳しい1日だった。明日はロードセクションが多く、ステージも長いので、さらにトリッキーになるだろう。初日は楽しめたので、明日も同じことができるよう集中する」

■ティエリー・ヌービル/総合3番手

Hyundai Motorsport GmbH

「タフなコンディションと非常に暑い天候の中での戦いで、チャレンジングな1日だった。トラブルなく走れたわけではなかったけど、ラリー前に自分たちで決めたアプローチに従って、とにかく安定した走りをすることができたと思う。自分たちのスピードを保つことだけに集中して、路面の掃除役でタイムが落ちてしまってもイライラしないようにしたんだ。今朝は時々エンジンのパワーが出なくなるという技術的な問題もあったけど、チームがすぐに解決してくれたので大きく順位を落とさずに済んだ。長い1日になることは分かっていたし、これからもまだラリーは長い。今日と同じアプローチを続けるよ」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッド

■セバスチャン・オジエ/総合4番手

Toyota GAZOO Racing WRT

「午前中の走りには満足だった。2番手スタートで、できる限りのことはできたと思う。路面は砂利だらけでソフトだったから、トップに立ったことはちょっとした驚きだった。でもタイヤチョイスをほかのマシンと比べてソフトを多めするなど、最適な戦略を選んだ成果だと思う。ドライビングのリズムもすごく良かった。午後も最初はすべてが順調で、フィーリングもすごく良かった。でもSS5の終盤でターボにトラブルが出てパワーが落ちてしまった。できることはあまりなく、とにかくタイムロスを最小限に抑えて周回を終えたよ。チームにとってはタフな1日だったけど、明日も日曜日も長いから、あきらめるつもりはない」

■エルフィン・エバンス/総合20番手
「今朝は悲惨なスタートだった。最初のスタートでパンクしてしまったんだからね。路面からの入力がきついところだとは分かっていて、そのためにペースを落とそうとはしたんだけど明らかに不十分だったね。そのステージの終盤ではパワーも落ちて、何が原因なのかその時は分からなかったけど、サービスでチームがターボの問題を解決してくれた。失ったタイムを考えれば、すごく難しい状況になってしまったけど、明日はなんとかクルマがいいフィーリングになるよういろいろと試したい。また長い1日になるから、無事に走り切ることが最重要だ」

■勝田貴元/SS3デイリタイア

TOYOTA

「ラリーの出だしは最高でした。マシンのフィーリングは素晴らしかったし、大きなプッシュをしなくてもSS2でトップタイムを出すことができたんです。もちろん、(ライバルが)路面の掃除役になったという理由もありますけど、全体的にはすごく良かった。だからSS3も同じように走りました。でも残念ながら、ツイスティな林道セクションでペースノートの情報を勘違いしてしまいました。コーナーに進入するときのイメージと実際のコースが合っていなくて、大きくはらんで右リヤにダメージを負ってしまいました。今はすごくつらいですが、少しでも前進するためにとにかくハードワークを続けます」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/SS4でデイリタイア

M-SPORT

「すごくシンプルな状況のアクシデントだよ。路肩の上を小さな木が覆って影になっている箇所で、コ・ドライバー側だったこともあって、レッキや1回目の走行時にはその下に岩が隠れているのに気がついていなかった。見事に罠にはまってサスペンションを痛めてしまったよ。なんとか直そうと試みたけど、曲がってしまったボルトがなかなか外せなくて、タイムアップになった。そこまでいいポジションにいただけにフラストレーションがたまるね。ホント、いい結果が出せそうだったんだ。これがこのラリーの怖さだよね。でも、まだポイントを獲得するチャンスはある。明日をクリーンに走って、スーパーサンデーでプッシュしたい」

■グレゴワール・ミュンステール/総合7番手

TOYOTA

「午前中にハンドブレーキにトラブルが出て、サービスでチームに直してもらったんだけど、午後にまた同じトラブルが出てしまった。ステージはすごくラフでツイスティだから、これがないと曲がるのが難しいんだ。最後のステージではパンクもして順位を落としてしまったし、今日は生き残れただけでもパッピーだよ。明日は5位以内を目指したい」



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