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WRC女性ラリードライバー育成プログラムに臨む平川真子「楽しみの方が大きい」

©Jun Uruno

WRCプロモーターによる女性ラリードライバー育成プログラム「Beyond Rally Women’s Driver Development Programme」のファイナリストに選出された平川真子が、9月6日に北海道帯広市で開幕した全日本ラリー選手権第7戦ラリー北海道JN-5クラスに、トヨタ・ヤリスでエントリーしている。

13カ国から選出された15人のひとりとなった平川は、9月16日〜18日の3日間、ポーランドのクラクフにあるMスポーツ・ポーランド本社でフォード・フィエスタ・ラリー3でトレーニングを受け、10月17日〜20日に開催されるWRC第12戦セントラルヨーロピアンラリー(ターマック)にフォード・フィエスタ・ラリー3でフル支援を受けての参戦権獲得を目指す。

このプログラムは参加者をWebサイトで公募しており、平川は英語を独学で勉強しながら自分自身で課題のPR素材を提出したという。
「女性対象のプログラムということで、自分も今はKYOJO CUPという女性だけのレースにも参戦しているのですが、女性だけのレースは華やかで見ているとワクワクするね、という声をいただいたことがあったので、女性が活躍することによって未来へのドアを増やせるような存在になりたい、という気持ちをアピールしました」という平川。ファイナル進出が決まった連絡を受けた時も、KYOJO CUP開催中の週末だったという。
「夜中にたまたま目がさめてしまって、メールをチェックしたら英文で通過した連絡が来ていて。その日は、ちょっと眠れませんでした」

Jun Uruno

海外での参戦経験はまったくないという平川だが、3日間のトレーニングに向けては楽しみの方が大きいという。
「まず、ラリー3マシンに乗るということにワクワクしています。左ハンドルのシーケンシャルは乗ったことがないので、少し不安もありますが、楽しみの方が大きくて。トレーニングはターマックとグラベルの両方を行うと聞いていますが、3日間しかないので、たくさんコミュニケーションをとっていけば、自分のキャリアに役立つこともたくさんあると思うので、まずはしっかり学んでいきたいと思います。いろいろな国から女性ドライバーが15人集まるのですが、アジアからは私だけのようで。でも、そんなにたくさんの国の人と話すような経験をしたことがないので、とにかく楽しみです」



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