2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグが、アイルランドで開催されるディフェンダーラリーシリーズに、カストロール・エッジとタッグを組んで参戦。10月5日に、初戦となるクレア・フォレスティラリーにエントリーする。
ソルベルグが駆るのは、ラリー用に仕立てたディフェンダー90。これまで様々なクルマでラリー競技に参戦してきたソルベルグだが、また新しい経験を前に興奮が止まらないようだ。
「ディフェンダー90はとてもクールで、とてもラリーに向いていると思う。もちろん、大きなチャレンジになるし、これまで乗ってきたマシンとは違うが、僕がヘルメットを被ってシートベルトを締めたら、どんなマシンも乗れちゃうことはご存じのとおりだよ!」とソルベルグ。
「このイベントでは楽しみながら、カストロール・エッジのカラーリングを披露して、ディフェンダーラリーのシリーズを経験することが目的。もちろん、アイルランドだから、いい日になると思うよ。2007年に、初めてアイルランドでWRCイベントが開催された時のラリーアイルランドに参戦した。ファンのみんながラリーが大好きだったのを感じたことを覚えている。素晴らしかったよ。またあの国で、ファンのみんなに会えることに、とてもワクワクしている。本当にあれから17年も経ったのかな、という感じ」
カストロール・エッジのグローバルスポンサーシップマネージャーのドナルド・スミスは「ペターとは長い付きあいで、WRC、世界ラリークロスから、カストロール・アンバサダーと、年々結びつきが強まっているが、そのなかで彼はその幅広い知識を次の世代に伝えている」とコメント。
「我々がパートナーを務めるディフェンダーラリーシリーズにペターが参戦することを、うれしく思う。彼が関わることで、すべての関係者にとって技術的な価値が高まる。彼が中途半端なことはしない人であることは分かっているので、ステージでの彼を見ることを楽しみにしているよ!」
ディフェンダーラリーシリーズは、ジャガー・ランドローバーの子会社であるボウラー・モーターズが運営し、大成功を収めているワンメイク・シリーズ。ボウラー・モーターズのゼネラルマネージャーは「ディフェンダーラリーシリーズが初めてアイルランドで開催されるのは、シリーズにとって、エキサイティングなこと。アイルランドの素晴らしいラリーの伝統は、この競技の偉大な瞬間と競技者を生み出してきており、このような舞台でイベントを開催できるのは光栄なこと」とコメント。
「ペター・ソルベルグが、このイベントでシリーズに迎えられることにも沸き立っている。彼の経験は、競技をよりエキサイティングなものにしてくれるだろう。選手権ポイントの対象にはならないが、シリーズ常連たちに対しWRCレジェンドがどのような走りをするのか、楽しみにしている」